2021年8月23日
「西条市SIB つながり広がるチャレンジ応援事業」の出資者募集を開始しました
プラスソーシャルインベストメント株式会社(代表取締役社長 野池雅人、京都市上京区)は、西条市版SIBの2つのプロジェクトアセット(社会的投資ファンド)を組成し、8月23日に取扱者として総額100万円(1口金額1万円)の募集を開始しました。
募集ページ【エントライ】
本事業は、西条市・㈱愛媛銀行・プラスソーシャルインベストメント㈱の3者協定のもと、地域課題の解決に向けて実施するものです。
「西条市版SIB」とは、賛同してくれる個人や法人からの出資(投資)を事業資金として民間事業者がプロジェクトを実施し、プロジェクト開始前(採択時)に決めておいた成果目標を達成した場合、市は交付金を中間支援組織に交付し、それを原資として出資者に出資金元本を償還する仕組みです。
2018年度〜2019年度は、「西条市特産品開発」「西条市商業地域等活性化」のテーマで実施し、2020年度以降さらに分野を拡大すべく「SDGsの達成」をテーマに実施しています。
今年度で実施4年目を迎える本事業では、これまで7つのプロジェクトがみなさまからの出資を受けて事業を実施し、成果を達成しています。
また本事業は、国土交通省が推奨するまちづくり型SIB事業の成功事例として紹介されていることや、2020年9月に日経BP主催「新・公民連携最前線まちのチカラを引き出したPPPアワード2020」 にて「SDGs賞」を受賞するなど、地域でSDGsに取り組む具体的手法として、SIBのモデル事業として高く評価されています。
西条市SIB プロジェクトの概要
【西条市SIB 老舗こんにゃく店一柳のベトナム文化交流プロジェクト】
〜誰もが住みやすいまちへ! 〜
株式会社一柳は、こんにゃく・こんにゃく菓子の製造、ベトナム食材・ベトナム料理、惣菜の販売をしています。多くの外国人研修生を受け入れる中で、外国人への疎外意識の軽減、相互理解を高めたいと考えていました。
本プロジェクトは、ベトナムフエ市と友好都市提携を結ぶ西条市で、こんにゃく・こんにゃく菓子・ベトナム料理の小売店を出店します。
また、ベトナム人店長の採用・外国人技能実習生の活用や地元の雇用創出、地元名産品とのコラボ商品を開発します。
人々の交流機会・文化交流を通じて、多様性のある誰もが住みやすい町を目指します。
→【西条市SIB 老舗こんにゃく店一柳のベトナム文化交流プロジェクト】詳細・募集ページ
【西条市SIB 睦TSUMIの西条まつり伝統工芸継承プロジェクト】
〜地域の文化・職人の手しごとの価値を守り伝える〜
西条市で江戸時代から続く伝統ある祭り「西条まつり」。
伝統工芸コーディネーターである睦TSUMIは、この祭りを支える「伝統工芸」を次世代へ継承するため、工芸を身近に感じ価値を知る人を増やしたいと考えています。
本プロジェクトは、西条市の伝統工芸の技術や背景を、まずは「知る」ことが重要と考え、小冊子を製作し配布します。
また、市内の職人から話を聞く工房見学、だんじり提灯をピックアップした販売促進・体験型各種イベントを開催します。
職人の技術、応援の輪を広め、伝統工芸に関わる人の増加や伝統工芸文化の存続を目指します。
→【西条市SIB 睦TSUMIの西条まつり伝統工芸継承プロジェクト】詳細・募集ページ
出資者向け説明会のご案内
今回のプロジェクトを進める2事業者のみなさんに、プロジェクトの詳細についてお話いただきます。また募集内容や出資(投資)手続き方法などについてもご説明し、質疑応答のお時間も設けます。
オンラインでご参加いただけますので、全国からご参加が可能です!
お申し込みお待ちしています。
【日時・場所】
日時:2021年8月26日(木) 19:00-20:30
場所:オンライン(オンライン会議システムZoom)
【参加費】
無料
【参加申込方法】
必要項目(氏名、メールアドレス、電話番号、参加希望人数)をメール、FAX、またはお電話にて以下までご連絡ください。
【プログラム】
1 西条市版 SIB 事業の概要説明
2 西条市版 SIB 事業のプロジェクト概要説明
3 プロジェクトアセット(社会的投資ファンド)の仕組みと申込方法について
4 質疑応答
【お問合わせ・参加申込先】
・西条市役所 地域振興課
・メール:chiikishinko@saijo-city.jp TEL:0897-52-1346 FAX:0897-52-1230
【主催】
西条市市民生活部地域振興課/プラスソーシャルインベストメント株式会社
【後援】
株式会社愛媛銀行